前回の生理痛についてのブログで、
[生理周期]と[黄体ホルモン]という、言葉が出てきましたが、
今回は、それについて具体的なことをご紹介したいと思います。
―女性ホルモンの種類と特徴―
女性ホルモンには、
・エストロゲン(卵胞ホルモン)
・プロゲステロン(黄体ホルモン)
という、2つのホルモンが存在します。
この女性ホルモンは、それぞれ時期に合わせて、必要な量だけ卵巣から分泌され、いつも一定の量が分泌されてるわけではありません。
【卵胞ホルモン】
美容のホルモンとも言われ、
・コラーゲンを増やす働きがあり、肌にツヤとハリを出してくれる
・骨のカルシウム量を維持する働きがある
・コレステロールの調整機能がある
といった特徴があります。
【黄体ホルモン】
妊娠をサポートするホルモンと言われ、
・体温を上げる働きがある
・体の水分を保持する
・食欲増進
といった特徴があります。
この2つの女性ホルモンが、
生理が始まってから、次の生理が始まる日の前日までの[生理周期]を作りだしています。
―生理周期とその特徴―
生理周期は[卵胞期]・[黄体期]・[月経期]の3つに分けられ、それぞれ特徴があります。
【卵胞期】約1週間
卵胞ホルモンの分泌が最も盛んで、最も体調がよくなる時なので、生理後の絶頂期と言われます。
・副交感神経の働きが活発になり、精神的に安定する
・ダイエットの効果が出やすい
・肌にツヤとハリが出て、にきび等のトラブルが減少
(新しい化粧品を試すのに最適な時期です)
多少の無理がきく時期なので、やりすぎ・しすぎには注意が必要です。
【黄体期】約2週間
黄体ホルモンの分泌が高まり、卵胞ホルモンとのバランスが急激に変化する時期で、生理前のデリケートな[調整期]と[不調期]に分けられます。
調整期
・交感神経の働きが優位になって、心身ともに活発になる
・皮脂の分泌量が多くなり、肌のトラブルが起こりやすい
・PMS(月経前症候群)の症状が出始める
心の安定と不安定が交錯し、とてもデリケートな時。
この時期に無理をしたり不摂生をすると、次の時期に影響を与えるので、ペースダウンを心がけることが大切です。
不調期
・太りやすい時期なので、ダイエットに不向き
・肩こり、便秘、腰痛の症状が出たり、悪化しやすい
心も体もトラブルだらけの時。
判断力が鈍り、ケンカや失敗をしやすいので、無理せずストレスをためないように心がけることが大切です。
【月経期】約1週間
生理痛についての記事でも説明しましたが、
生理中のブルー期と言われます。
・黄体ホルモンの分泌が減少し、体が冷えて血行不良になる
・肌が敏感になり、肌荒れしやすい
・頭痛、貧血、吐き気、むくみ等の体の不調があらわれる
からだが冷える時期なので、冷えを改善し、血行を良くなるように心がけることが大切です。
こうして見ると、思い当たるようなことありませんか??
なぜか、イライラしやすくなったり、涙もろくなったり・・・
驚くほど食欲が出たり、便秘になったり・・・
寝込むほど体がだるく辛くなったり・・・
・女性特有の体の変化の原因を知っておく
・日頃から体を冷やさないように気をつける
この2点を意識して過ごし、
不快な生理前・生理中の症状を予防してサヨナラしましょうっっ!!(・ω・)ノ
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勃起不全 (火曜日, 28 4月 2015 12:06)
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