出産に向けて

前回のブログで

妊娠中から出産に向けての

子宮口(子宮頸部)の変化について

簡単に紹介しました。

 

今回は

出産に向けての準備(ケア)編☆

※画像はネットからお借りしてます。
※画像はネットからお借りしてます。

37週までの健診で

子宮口が柔らかめと言われている方は

とにかく【腹式呼吸】で

インナーマッスルを鍛え

重心を内側に意識して過ごし

伸びてゆるゆるな骨盤の靭帯を鍛えましょう。

 

妊娠中は【リラキシン】という

骨盤や全身の靭帯を緩めるホルモンの分泌量が増え

そのおかげで出産時に骨盤が開き

赤ちゃんが産道を通りやすくしてくれるのですが

37週までは少し我慢してもらいましょ。

靭帯が緩み骨盤が開いてくると

骨盤の下方が広がり、上方が狭くなるため

赤ちゃんの居心地悪くなって

広い方に下がろうとします。

 

これが《切迫流早産》の原因になってしまいます。

 

子宮口が硬いと言われている方は

・体・脚を冷やさない

・37週過ぎたら、とにかくウォーキング

 (歩くことでおなかが張り、子宮警官が柔らかくなる)

・スクワットをする。あぐらをかいて座る

 (太もも~骨盤にかけての筋肉をほぐす)

 

ウォーキングもスクワットも

根詰めてするのではなく

1日の内に何回かに分けて

体に負担がかかりすぎないように気をつけましょう。

 

37週過ぎたら

出産の体力づくりも兼ねて

「ひたすら歩きなさい」と

先生から言われますが

それまで安静の指示が出ていた妊婦さんは

特に体力に注意して

様子見ながらウォーキングしていきましょう。