静脈瘤

妊娠すると

子宮の筋肉を柔らかくしてくれる

《黄体ホルモン》という女性ホルモンが

分泌されますが

子宮だけでなく

血管の壁の弾力性を抑える働きがあります。

 

血管内の弾力が低下すると

《静脈弁》の働きが鈍くなり

下肢に溜まった血液が

上半身に戻りにくくなり

細かい血管が、糸状にあちこちに広がって見えたり

血管が太くなって、ミミズのように

皮膚から突出したりするのが《静脈瘤》です。


静脈瘤に悩まされる妊婦さんは

働いていたり

出産回数が多かったり

あとは、35歳過ぎてから妊娠した方が

多いと言われます。

 

血管がミミズのように突出する静脈瘤は

「だるい」「重たい」「静脈瘤が熱く感じる」

「ピリピリ痛む」「こむら返りがある」

などの不快な症状を伴います。

進行すると、ふくらはぎ裏~膝裏だけでなく

太もも~脚の付け根

会陰部分にまで出来てしまうこともあります。

 

先日、静脈瘤のケアでお越しくださった

2人目を妊娠中の妊婦さんは

足の付け根付近にまで

静脈瘤が出来ていました。。

 

静脈瘤が出来てしまった時のケアは

まず、足の血行を良くすること。

横になる時は、足を高くしておくこと。

そして、水中ウォーキングが効果的です。

特に、静脈瘤が熱く感じる妊婦さんにオススメです。

陸上のウォーキングは

重力があるため、悪化しやすいのですが

水中なら、浮力と水圧があるため

サポートストッキングをはいているのと

同じような効果があります。

 

サロンでのケアは

リフレクソロジーでは

静脈瘤で膨らんでいる部分に

なるべく触れないよう

慎重に丁寧に施術を行い

足の血行を促進します。

また、オプションの精油をブレンドした

アロマリフレクソロジーもおススメです☆