熱の具合

「お母さんはどんな人と結婚したい?」

 

え…?(。´・ω・)ん…?

 

唐突に難しい質問を投げかけてきた三男。

 

ちょっと待って。

アナタマダ2ネンセイネ。

もうそんな話題吹っかけてくる!?

 

「俺(4年生の次男)の友達の

◯◯と◯◯って

付き合ってるんやってー」

 

ちょっと待って。

キミタチマダショウガクセイネ。

マダ4ネンセイネ。

 

「付き合う言うても、2人でデート出来んやろ(笑)」

って動揺を隠しながら言ったら

「2人でよく遊びに行ったりしてるよ」

 

え…?

まだまだ鼻垂れ小僧ぐらいの年齢で

「お付き合いする」ってどーいうこと!?

今どきの恋愛事情ってこんなもん!?

 

お母さん、朝っぱらから

今どき小学生の熱い恋愛事情を知って

かなりショックよwww

 

「もう1人大人いたら楽やろー?

結婚せんの?」

長男の言葉が

鋭い牙の如く私の心を突き刺すよ。

恋愛から遠退いて「お熱」な話題とは

全く無縁の私の心を

ズタズタに切り刻んでくれるよ。

 

ドンマイ!ワタシwwww

 

そんな熱い話が繰り広げられた日。

 

サロンには2か月前から

里帰り出産の日程に合わせて

ご予約下さっていた妊婦さんが

施術をとても楽しみにしながら

お越しくださいました♡ 

でも…

何もせずに

お帰りいただくことになりました。

  

どうしてかって?

 

足湯をして冷えた身体の芯から

ポカポカと温まったことで

気持ちが悪くなり治まりそうになかったから。

 

これは初めてのケース!

 

カウンセリングでは血圧も異常無く

貧血の診断も薬の処方も無いと

お話していたのですが…

どうしても顔色が気になり

その他「血」に関わる事を伺っても

特に繋がる点が無いまま

いつも通り足湯からしてもらい

その後リフレクソロジーへ。

 

臨月でおなかの圧迫が息苦しく

仰向けは負担になるので

ベットをリクライニングして

上半身を起こした状態で

施術を始めて間もなく…

 

「ちょっと気持ちが悪いので、横向いてもいいですか?」

と申告して下さったので

体勢を変えていただき続けていたら

気持ち悪さが治まらない様子。

 

施術を中断して

何度かトイレに行ってもらい

休んでいただき様子を見ていましたが

一向に治まる気配が無さそうな感じ。

 

「ちょっと今日は体調ダメな日かな…

せっかく楽しみにして来たのに…」

 

とても残念そうな面持ちで

言ってくださいましたが

「身体が温まったら気持ち悪くなるみたい」

という自己申告もあり

気持ち悪さが治まっても

この妊婦さんの身体が

施術を受けられる状態じゃない。

 

とても残念ですが

「何もせずお帰りいただく」

という苦しい判断をして

後日、出張で私からお伺いし

マタニティーボディーケアを

施術させていただくという対応で

ご本人様からも了承いただきました。

 

妊娠中の身体の状態は

思ってる以上に不安定で

赤ちゃんが宿る子宮は

思ってる以上に熱に敏感で

とても影響を受けやすいところ。

 

妊娠は目まぐるしく身体が変化しているため

自律神経のバランスが乱れやすく

体温調整する機能が低下している状態。

そこへ身体が温まりすぎると

心臓への負担が上がり

動悸や息切れや吐き気に繋がることも。

 

また、いつも骨盤周りやお尻が冷たいと

自覚症状がある妊婦さんでしたので

常におなかの中も冷たい状態。

そこまで冷えたところに

身体を温め必要以上に血流が増えて

子宮の収縮が激しくなってしまったのか…

 

妊娠後期のつわりの一種とも

考えられる吐き気の症状ですが

原因がなんであれ

「温まったら気分が悪い」と訴える身体に

必要以上に血行促進させる行為は危険。

 

もし子宮の収縮が激しくなったことで

気分が悪くなったのなら

それは赤ちゃんからの

「苦しい」という危険サイン。

 

無視するわけにはいきません。

 

マタニティー専門のマッサージなら

なにかしらの対処できるのでは??

という指摘を受けてもおかしくない対応ですが

ここは「安全第一」が最優先。

 

カウンセリング時の爪が甘かった…

自分の中の{?}を

しつこいぐらいに確認していれば…

と反省点もあります…(._.)

 

何もすることが出来ずに

中断して帰っていただいたことは

本当に申し訳ない気持ちでいっぱいですが

次回の出張ケアで

挽回させていただきます(`・ω・´)

 

妊娠中の身体は

本当に毎日目まぐるしく変化していて

妊娠経過は十人十色。

という事をつくづく実感。

 

マタニティーボディーケアを

受けていただく妊婦さんは

少しの変化や異変でも

我慢せずに気兼ねなく

お申し出くださいませ


参加お申し込み&詳細は

「お産語り」ホームページを

ご覧ください。

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スクール受講生は随時募集中です。